また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.5/4週)

 出た本。ボクシング好きでジムにも通っている角田光代さんの「ボクシング日和」出てました。エッセイです。「空の拳」など彼女のボクシング小説も好き!

 

 

   出る本。原田マハ「やっぱり食べに行こう」(5/23) 出ます。毎日新聞の日曜版に連載されていた食のエッセイ。出版社のHPによるとこんな内容です。表紙、もう少しなんとかならないかなぁ。ううむ。

 

パリ、NY、ロンドン、スペイン、ロシア、京都、蓼科......
いざ、アートと小説と美味探訪の旅へ!
小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!な著者が 『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。

 

  さらにもう1冊、女性のエッセイ。宮下奈都「とりあえずウミガメのスープを仕込もう。」(5/25)。タイトルで分かるようにこれも食のエッセイ、「ESSE」連載の単行本化です。うれしいのは書き下ろし短編「ウミガメのスープ」が収録されていること。アマゾンの紹介文はこちらです。ううむ、読みたくなった!

 

◆一章 つくること、食べること
「豆を煮る」、「泰然自若シチュウ」、「100%オレンジゼリー」、「お正月のカレー」、「ローガンと出汁」、「キノコ嫌い」、「楽譜とレシピ」、「塩鮭の注文」、「大雪のパンケーキ」ほか

◆二章 なんでもない日のごはんとおやつ
「最強ハンバーグ」、「スイカの種」、「おいしい朝ごはん」、「ミルクティーとスリッパ」、「山の中のお正月」、「ゆかりたん」、「餃子とアジフライ」、「お金持ちのサラダ」ほか

◆三章 思い出の食べもの
「君の名前」、「水ようかん」、「まぼろしのオムライス」、「おついたち」、「鹿まんじゅう」、「読書会のメニュウ」、「スープを煮込む」、「四月のかき氷」、「黄金色のジャム」ほか

◆短編 ウミガメのスープ
イラストの公募展で大賞を受賞した私。うれしいはずなのに、がんばらなきゃならないのに、心細くて怖いのはなぜ? お祝いすら心の重荷になるのはどうして?
「お姉ちゃん、一緒にお菓子を焼こうよ――」
ある日、家にやってきた妹と話すうち、私にとっての「描く」ことを取り戻していく。

 最後は小説。吉田修一「ウォーターゲーム」(5/24)出ます。こ吉田修一は幅広い分野の物語を書くので好きですが、これはエンタメ系で2014年に出た「太陽は動かない」の4年後という設定。「太陽は動かない」、僕は未読。どんな感じだろう?

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから


2018.5.20 是枝監督の「万引き家族」カンヌでパルムドー!パチパチパチ。読書は椎名誠「家族のあしあと」。

 

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