すみませ〜ん。先週の金曜日に宣伝会議賞の贈賞式に行ったら、その後、正気を失ってしまいブログの更新ができませんでした。だいじょぶか?(ワカラン)。で、まぁ、書きやすいいつもの「これ」から再開しますね。またまたどうぞよろしく!!!
さて、出た本。小池真理子「死の島」出てました。彼女には吉川英治文学賞を受賞した「沈黙のひと」という傑作小説があるのですが、「死の島」は、生と老いを描いた「沈黙のひと」と連なる内容の物語のような気がします。腎臓癌で余命いくばくもない男が主人公。プライドが高く理性的な彼が、自分らしい死を選び取るまでの物語、となると読まないわけにはいかない。小池真理子、巧いんだよなぁ。
◯小池真理子「沈黙のひと」の書評はこちら
出る本、文庫化です。原田マハ「異邦人(いりびと)」。え〜っと、これは読んでないぞ。若い女性画家を主人公にした小説で、いつもの歴史的なアーティストを描いたものではなさそう。大森望が解説を書いてるのでちょっと気になる。
今週はこの2冊。贈賞式のこともちょっとだけ書きたいけれど完全に正気に戻ってからね。では、またまたまた!
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから
2018.3.13 いやぁ、いい若者たちがいてよかったなぁ。ホント、よかったなぁ。読書はまだまだ、片岡義男「珈琲が呼ぶ」。
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