日曜日に発表されたのですが、なんだかいろいろとあったようで(なかったのかもしれないのだけど)ブログに書くことを控えていました。でも、ま、個人的には「いいかな」って感じになったので、例年同様、掲載することにします。
国内部門は加藤シゲアキさん「チュベローズで待ってる AGE22」、が1位に選ばれました。パチパチパチ!加藤シゲアキ、読んでない。「AGE22」に続く「チュベローズで待ってる AGE32」もあるのか。おもしろいのかなぁ?
2位佐藤亜紀「スウィングしなけりゃ意味がない」、3位松浦理英子「最愛の子ども」と続きます。あ、僕が投票した川上弘美「森へ行きましょう」は3票を獲得して15位でした。え〜〜〜〜っ、もっと上に行くと思ったのに。しくしく。
海外部門は、コルソン・ホワイトヘッド「地下鉄道」です。パチパチパチ!アマゾンでの紹介はこんな感じ。
ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、カーネギー・メダル・フォー・フィクション受賞。
19世紀初頭のアメリカ。南部のジョージア州にある農園での奴隷少女コーラは、ある日、自由な北部を目指して農園から逃亡することを決める。轟々たる音を立てて暗い地下を走る鉄道、〈地下鉄道〉に乗って――。しかし彼女の後を、悪名高い奴隷狩り人リッジウェイが追っていた。
ううむ、もうすでにたくさんパチパチをもらってるんですね。この内容だと映画になりそう、と思ったら「ムーライト」の監督の手でドラマ化されるんだって。おぉ!
2位はパク・ミンギュ「ピンポン」、3位は陳浩基「13.67」と続いています。僕は昨年はほとんど海外文学を読まなかったので投票もパスしました。
両部門の詳細はTwitter文学賞のホームページを見てください。国内部門は1票獲得の17位、海外部門は同じく1票獲得の18位まで全投票結果が紹介されています。これを見てるとなんだか楽しいんだよなぁ。気になる本があったらぜひネットで調べてみてくださいね。この賞は、新しい本や作家との出会いがある、ということが一番素晴らしいことのような気がしています。
いろいろあったようななかったようなことについては、主催者?である豊崎由美さんのツイートやYouTubeの中継を見るといいのかもしれません。あと、ホームページに書かれている豊崎さんの「Twitter文学賞【やってみようと思った気持ち】」もぜひ!
◯豊崎さんのツイッターはこちら>> @toyozakishatyou
◯結果発表のYouTubeはこちら
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