出る本、というか絵本。ヨシタケシンスケ 「あんなにあんなに」(6/15)出ます。今までの絵本作家って、1年にたくさん本を出したりはしないと思うのだけど、スキマ絵本作家を自認するヨシタケさんはどんどん出しちゃう。それがなんだかうれしい。さて、今回のスキマは「あんなに」!!!!
子育ては「あんなに」の連続。あんなにほしがってたのに、あんなにしんぱいしたのに、あんなに小さかったのに―。日常にあふれるたくさんの「あんなに」の中で、子どもは大人になっていく―。
大人気の絵本作家・ヨシタケシンスケによる、こどもと昔こどもだったすべての人に届けたい、ちょっと目頭が熱くなっちゃうやさしい絵本。
◯ヨシタケシンスケさんの他の絵本の感想などはこちら!
今度はコミック!「大家さんと僕」が大ヒットした矢部太郎さん、今度は父親のことを描いた「ぼくのお父さん」(6/17)を出します。矢部さんのお父さんは絵本作家なのですが「普通じゃなくて、不思議で少し恥ずかしい」と彼自身は思っていたとか。矢部さんの下のコメントでもお父さんの人柄が分かります。読みたい!
子供の頃、いつも一緒に遊び、絵を描いていた父が「みんなのお父さんとは違うなあ」とふしぎで、
はずかしいこと、わからないことがたくさんありました。
漫画に描くうちに……余計にわからなくなりました(笑)。
父に読んでもらったら、「こんな理想の父親みたいに描かないでよ~」と言われて、
どこをどう読むとそうなるのか、やっぱりわかりません(笑)。
そんな『ぼくのお父さん』、みなさんも何か忘れていたことを思い出してもらえたりしたら嬉しいです。
あと、ちょっと笑ってもらえたらさらに嬉しいです。
――――――――—―矢部太郎
出た本。片岡義男「いつも来る女の人」出てました。片岡義男ワールドはいろいろ変化してきたけれどその本質はあまり変わってない。これタイトルがいいなぁ。どんな話なのかなぁ。アマゾンの紹介文を。
ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、
作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など8篇を所収。
小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、
「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。
ううむ、書く人々の物語、やっぱり読もう!!
◯片岡義男、他の本の書評などはこちら!
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2021.6.14 コロナ頼みでとにかくオリンピックをやりたい人々。秋になったらこの国はどうなってるのかな??読書は宇佐見りん「かか」。