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【文学賞】第172回芥川賞・直木賞(令和6年下半期)候補作発表!芥川賞、安堂ホセさんは3度目、乗代雄介さんは5度目のノミネート。選考会は1月15日です

 ちょっと書くのが遅れましたが2024年下半期の芥川賞、直木賞候補作が発表になりました。どちらも5作。まずは芥川賞の全候補作を!

 

【芥川賞候補】

◯安堂ホセ「DTOPIA」

 

◯鈴木結生「ゲーテはすべてを言った」


◯竹中優子「ダンス」

 

◯永方佑樹「字滑り」(文學界十月号)

 

◯乗代雄介「二十四五」

 

 芥川賞、 安堂ホセさんは3度目、乗代雄介さんは5度目の候補ですが、他の方は初の候補入りです。安堂さんだけだなぁ、読んだことがあるのは。「DTOPIA」はすでに発売されていて、鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」竹中優子さん「ダンス」乗代さんの「二十四五」は1月発売が決まっています。永方佑樹さん「字滑り」は発売日未定です。

 アマゾンの紹介文を読んで気になったのは安堂さんの「DTOPIA」、ボラ・ボラ島を舞台に描かれる恋愛リアリティショーの話。竹中優子さんの「ダンス」は新潮新人賞受賞作。職場の三角関係の話らしい。彼女、短歌や詩の人なんですね。表紙もいいな。

 

選考委員は小川洋子・奥泉光・川上弘美・川上未映子・島田雅彦・平野啓一郎・松浦寿輝・山田詠美・吉田修一

 

【直木賞候補】

◯朝倉かすみ「よむよむかたる」


◯伊与原新「藍を継ぐ海」


◯荻堂顕「飽くなき地景」


◯木下昌輝「秘色の契り 阿波宝暦明和の変顛末譚」

◯月村了衛「虚の伽藍」

 まぁ個人的に気になるのは各々2冊ですが、他のもおもしろそう。さて、どの作品が選ばれるのか?選考会は1月15日開催です。

 

◯これまでの芥川賞・直木賞関連の記事はこちらから!

 

 

 

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