芥川賞受賞作『ハンチバック』を超える衝撃の第二小説集!
「何でもいいから何かを撃ち殺したい」
難病と生きる身体から放たれる言葉が現代を撃つ。
「おねえちゃまへ。元気ですか」
筋肉の難病を患う主人公ガゼルと、同じ病気を持つ姉との関係を描く表題作に、性差別主義的な哲学者を信奉する女子大学院生が三島由紀夫原作のAVに出ようとする「オフィーリア23号」を併録。
ううむ、とにかくこれは読まなくちゃ!三島由紀夫原作のAV?ふふふ、なんでしょうね?市川沙央からは当分逃れられないな。うむ。
○「ハンチバック」の僕の書評はこちら!
さて、出た雑誌。「BRUTUS」最新号は特集「京都の余白。」。まぁ京都好きなのでこれは読みます。アマゾンの紹介文と目次を。
私たちは折に触れ、京都を訪れてきた。
神社仏閣を訪れるため、暮らしを彩る文化や工芸に触れるため、静謐(せいひつ)な庭園を愛でるため、季節の旬を写した日本料理や和菓子を味わうため、酒やコーヒー、茶を嗜み至福の時間を過ごすため……。
碁盤の目状に整備され、歴史的な景観を残す私たちの美しい古都は、いまや世界中から旅人が集う憧れの旅先だ。
訪れたい気持ちは高まるけれど、最近ではその過密ぶりが報じられるたびに躊躇(ちゅうちょ)していた方も多いかもしれない。
では、住人やリピーターは京都のどこにくつろぎを見出しているのか。
そこで、いまの京都を代表するくつろげる店の主、京都ゆかりのクリエイター、食の達人など、町を愛する人たちに、のびのびと時間を忘れて自由に過ごせる居場所を教えてもらった。
それでは京都の余白を探しに出かけよう。
みやこに呼ばれて 文・万城目 学
特集
京都の余白。
余白のある店、余白のある人。
味わえる 余白
watoto/MUBE/御菓子丸喫茶/cookknoll
余白のある名店の主が語る、京都の余白。【1~4】
時を超える 余白
kankakari/池半 分室/鴨半 母屋/鈍考/喫茶 芳/Elbereth
余白のある名店の主が語る、京都の余白。【5~8】
受け継がれた 余白
源湯/RECORD BAR YAMADA/TAKI/焚/アスタルテ書茶房
余白のある名店の主が語る、京都の余白。【9~12】
達人が選ぶ、余白を味わうごはん。
京都を知るクリエイターが過ごす場所。
名和晃平/原 摩利彦 ほか
京都のゆとりは、昼飲みにあり。
無心になれる、京の古刹。
写真家と。
Book in Book
TIMELESS PLACES IN KYOTO
京都、時を忘れる場所へ
食べたい、愛でたい、 京の余白を持ち帰る。
川村元気さんが、祇園に綴る物語。
ううむ、ここで書かれているように僕もインバウンド人気の過密ぶりがイヤで行くのをやめている。まぁコロナもあったのだけど。この特集、すごくいいけれど、紹介された場所にまた人が集まるのでは?という懸念も。とにかく、読みます!読みます!楽しみ!!
◯これまでの「出る本、出た本」はここで!