ちょっとボケ~っとしている間に気になる本が続々出ちゃいましたね。まずは文庫化。山田詠美の「学問」!これは書評読んでください、ここ。読む人を選ぶかもしれないけどおすすめです。佐藤正午の「きみは誤解している」も文庫に。これは読んでないなぁ。正午ファンなのになぜか未読本がたくさんある。喜んでいいんだか悲しんでいいんだか…。
さて、新刊。イチ押しは朝井リョウ「少女は卒業しない」。彼みたいな「青春」の書き手はそうはいません。デビュー作から確実に力をつけているのも頼もしいです。ぜひ!次は平松洋子の本のエッセイ「なつかしいひと」。彼女、本当に巧いです。ずっと小説を書けばいいってこのブログで言ってるのだけど…。
あとは「ほぼ日」関連の2冊。糸井さんとの対談が楽しかった御手洗瑞子さんの「ブータン、これでいいのだ」。なんと25歳でブータン初の首相フェローになった女性のエッセイです。タイトルがいいなぁ。写真家新井文彦さんの「きのこの話」も気になる本。こちらも「ほぼ日」のコンテンツがスゴくおもしろかった。美しいきのこ写真も満載のようです。
●「ほぼ日」の「ブータンと雨と幸せのはなし」はこちら。
●同じく「みんなで行った、阿寒きのこの森」はこちら。
学問 (新潮文庫) 山田 詠美 |
きみは誤解している (小学館文庫) 佐藤 正午 |
少女は卒業しない 朝井 リョウ |
なつかしいひと 平松 洋子 |
ブータン、これでいいのだ 御手洗 瑞子 |
きのこの話 (ちくまプリマー新書) 新井 文彦 |
2012.3.13 大震災のあとはこのブログを書く気がまったく起こらず、長く休んだことを思い出します。あれから1年、復興への道のりはまだまだ遠そうです。読書は津原泰水「11 eleven」。
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