どもども、久しぶりですみません。ちょっといろいろと…。というわけで厳選して。え〜っと、出た本。8月なんですが新潮クレスト・ブックス短編小説ベスト・コレクション「美しい子ども」っていうのが出てましたぁ。ジュンパ・ラヒリ、ミランダ・ジュライなどこのブログでも紹介した作家が選ばれてますが、選んだのがなぁ〜んとあの
「火山のふもとで」の松家仁之!これは期待度大。読むぞ、読むぞ、読むぞっ。
それから、太宰治賞受賞作の岩城けい「さようなら、オレンジ」も気になってます。すごく評判がいいんです。小川洋子さんの「言葉とは何かという問いをたどってゆくと、その先に必ず物語が隠れている」という選評も心に残ります。豪州で生き始めたアフリカ難民の女性が母国語ではない言葉を獲得していく物語。これもぜひ!!びっくりしたのは村上春樹訳の「恋しくて」。翻訳短編集ですが、村上さんの新作短編「恋するザムザ」も収録されてるんです。ザムザといえば、カフカの「変身」の主人公。どんな物語なのか。
出る本は、スティーヴン・キングの「11/22/63 」(9/13)。なんですかね、この数字の羅列は。上下二冊のこの小説、キングの新たなる代表作の誕生か、とも言われています。過去へ旅する扉の存在を知った男がケネディ暗殺阻止に挑む物語。いや、これは、ドキドキ。よ、読むぞ。というわけで、今回はこれまで。
美しい子ども (新潮クレスト・ブックス) ジュンパ・ラヒリ ミランダ・ジュライ アリス・マンローほか 松家 仁之 |
さようなら、 オレンジ 岩城けい |
恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES 村上 春樹 |
11/22/63 上 スティーヴン・キング 白石 朗 |
2013.9.12 あともう少しでラクになれそう。あ、東京五輪も決まった。読書は馳星周の「ソウルメイト」。犬たちが登場する短編集。
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