また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.8/2週)

 さて、出た本。いろいろと話題も多い柴崎友香さんの新作「公園へ行かないか?火曜日に」出てました。いいタイトルだなぁ。内容もなかなか興味深い。アマゾンの紹介文を引用してみましょう。

 

アメリカにいるから、考えること。そこにいないから、考えられること。2016年11月8日、わたしはアメリカで歴史的瞬間に居合わせた、はずだった――。世界各国から作家や詩人たちが集まる、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した著者が、英語で議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した3ヶ月。現地での様々な体験から感じたことを描く11の連作小説集。

 

 これをエッセイではなく小説としてまとめたところが、なんだか柴崎友香らしい。読んでみたいな。

 

 出る本、「罪の声」「騙し絵の牙」で話題を呼んだ塩田武士の新作「歪んだ波紋」(8/9)出ます。表題作を含む全5編の短編集。「誤報の後に、真実がある」というアマゾンの紹介が気になる。それぞれの内容も以下の通り。ううむ。

 

「黒い依頼」 ――誤報と虚報
「共犯者」 ――誤報と時効
「ゼロの影」 ――誤報と沈黙
「Dの微笑」 ――誤報と娯楽
「歪んだ波紋」――誤報と権力

 

 もう1冊の出る本は伊集院静「日傘を差す女」(8/9)、「星月夜」に続く筆者の推理小説第二弾。前作にも出た警視庁捜査一課の草刈大毅と立石豊樹のコンビが登場、難事件に挑みます。はっきり言って「星月夜」の僕の評価は高くないのだけれど、これもまた読んじゃうだろうなぁ。伊集院静の小説はどうしても気になる。

 

 2018.8.7 台風はイヤだけど暑さが和らいでホッと一息。東京、3日連続で雨になるのかな?台風でまた被害が出ないといいけど。読書は辻村深月「かがみの弧城」。

【書評ランキングに参加中】

ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ