6月も今日で終わり。さて、おなじみのこのコーナー、まずは出た本から。比較文学者で詩人でもある管啓次郎の斬新な訳で注目を集めている2つの「星の王子さま」。角川文庫版はストリートキッズとして生まれ変わった「ちび王子」として書かれ、角川つばさ文庫版では西原理恵子が描く王子像が話題らしい。おぉぉ、何だか読んでみたいぞ。「東電OL殺人事件」で東電の闇に迫った佐野眞一が書き下ろした「津波と原発」もぜひぜひの一冊。佐野さんの熱いジャーナリスト魂に触れたい。
ではでは、出る本。一度紹介したがアマゾンに書影が出て、おぉぉぉぉと大興奮の上林暁傑作小説集「星を撒いた街」(7/1)。いいなぁ、この装幀。装幀だけで買っちゃいそう。夏葉社のホームページもぜひぜひ見てください。
ずいぶん出版が遅れちゃった「村上ラヂオ2」(7/7)もやっと出ます。村上春樹のサインがどうとかって話題もあるようだけど、ま~ったく関心なし。あのユーモアに触れることができるだけで幸せ!あ、これ大橋歩さんのイラストがいいんだ。
星の王子さま (角川文庫) サン・テグジュペリ 管 啓次郎 |
星の王子さま (角川つばさ文庫) サン・テグジュペリ 管 啓次郎 |
津波と原発 佐野 眞一 |
上林暁傑作小説集『星を撒いた街』 上林暁 山本善行 |
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 村上 春樹 大橋 歩 画 |
◯ ◯
2011.6.30 「ふがいない僕は空を見た」の窪美澄さんがツイッタ―をやってるのを知り、おぉぉぉ、と急いでフォローする。すると窪さんからツイートがあり、このブログの「ふがいない~」書評を読んでくれてたとか。その後、うれしい言葉をいただいて舞い上がっちゃってる僕です。窪さんフォローまでしてくれたし。いやぁ、興奮。
【書評ランキングに参加中】
ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。