さてと、出た本。「桑田佳祐 言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」。桑田のソロワークスの詩と書き下しのエッセイを1冊にまとめたもの。随分昔に「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」という文庫本がありました。こちらはサザンの初期のアルバム&シングル編。なんとあの大森望氏が編集したそうだ。今、調べてみたら「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん84-90」というのもあるらしい。いや、とにもかくにも、こいつは欲しい。宮部みゆき「ソロモンの偽証第二部決意」も出ました!第一部読んだけど、これはちょっとスゴいぞ。続き、早く読みたい!!
出る本、窪美澄のあの名作、映画も公開前から評判の「ふがいない僕は空を見た」(9/28)がついに文庫に。窪さんの話だとほとんど手を加えてないとか。正しい!正しい!文庫でヘンに加筆するのってどうなのかなぁ、って思うのよね。僕の書評はこちら。まだ読んでない人はぜひぜひぜひ。
もう一冊は話題沸騰の1冊。松家仁之の「火山のふもとで」(9/28)。筆者は「考える人」「芸術新潮」の元編集長。「考える人」で村上春樹にロングインタビューをした人といえばわかりやすいか。松家氏は20歳の頃に文學界新人賞の佳作に選ばれたことがある。33年を経ての新人デビュー。この小説、すでに各方面で高い評価を受けている。とても気になる一冊!
やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田 佳祐 |
ソロモンの偽証 第II部 決意 宮部 みゆき |
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) 窪 美澄 |
火山のふもとで 松家 仁之 |
2012.9.22 宮部本、読了したので気分転換に上林暁「故郷の本箱」を読み始める。いいなぁ、やっぱり。あ、今日は祝日だったのね。
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