佐藤ジュンコの ひとり飯な日々 (コーヒーと一冊) 佐藤ジュンコ |
透明の棋士 (コーヒーと一冊) 北野新太 |
声に出して読みづらいロシア人 (コーヒーと一冊) 松樟太郎 |
七時間半 (ちくま文庫) 獅子 文六 |
さよなら、ニルヴァーナ 窪 美澄 |
長いお別れ 中島 京子 |
芸人と俳人 又吉 直樹 堀本 裕樹 |
向田邦子 おしゃれの流儀 (とんぼの本) 向田 和子 |
不愉快な本の続編 (新潮文庫) 絲山 秋子 |
さて、出た本、東京・自由が丘からおもしろい本を出し続けているミシマ社。新シリーズ「コーヒーと一冊」の第一弾3冊が出ましたぁ。一冊を読了する喜びを体感してもらいたい、というコンセプトがいいし、3冊どれもおもしろそう!佐藤ジュンコ「佐藤ジュンコのひとり飯な日々」北野新太「透明の棋士」松樟太郎「声に出して読みづらいロシア人」詳しくは下記ホームページで!
さらに出た本、ちくま文庫から出た獅子文六「七時間半」がとても気になる。東京ー大阪が七時間半かかっていた時代の話。特急「ちどり」を舞台にした隠れた名作。いやいや、これは読みたいぞ。
出る本、なんといっても一番は窪美澄の超話題作「さよなら、ニルヴァーナ」(5/28)。95年に起きた神戸幼児殺害事件の「少年A」を題材にした物語。「少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家。「少年A」は彼らに何をもたらしたのか」、これはすぐ読まねば!
認知症の父親と一家をめぐる物語、直木賞作家である中島京子の「長いお別れ」(5/27)。ピース又吉が気鋭の俳人堀本裕樹に弟子入り、実作や描き下ろしのエッセイなどを収録した「芸人と俳人」(5/26)どちらも気になる。
さらにとんぼの本から出る向田和子編「向田邦子 おしゃれの流儀」(5/29)、向田さんはいろんな面でおしゃれな人だったなぁ。これも読みたい。そして、絲山秋子「不愉快な本の続編」(5/28)が文庫に。当ブログでも紹介しました。おもしろいぞ。というわけで、読みたい本が続々出ちゃうなぁ…。どうなることやら。
◯「コーヒーと一冊」のホームページはこちら。
◯絲山秋子「不愉快な本の続編」の書評はこちら
2015.5.25 地震、こちらは震度4かぁ。怖かったなぁ。それにしてもヘンに暑くて体調崩しそう。読書は澤田瞳子「若冲」!
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