さて出た本。山中伸弥×羽生善治「人間の未来 AIの未来」は気になる対談集。アマゾンの紹介は次の通り。
10年後、100年後の世界と日本の未来を、ノーベル賞学者と国民栄誉賞棋士、最高の知性を持つ二人がとことん語り合う!
iPS細胞、将棋界とAIといった二人の専門分野に加えて、「ひらめき」「勘」の正体、世界で通用する人材をつくるにはどうするか、人間は不老不死になれるかといった、人類の普遍的なテーマについても熱く討論する。
こういう異分野の人たちが対談すると、思いがけない話が出てきておもしろいんだよなぁ。気になる、気になる!!
出る本、というか雑誌。「MONKEY vol.14」(2/15)の最新号の特集は「絵が大事」、文学と絵の関係をあらためて見つめ直し、その相乗効果を探る特集です。ウィリアム・ブレイクのこと、小川洋子とジョン・クラッセンの新たな創作など、これも読みたいぞ。
映画の公開が迫った岡崎京子原作の「リバーズ・エッジ」。先週も「文學界」が特集を組んでいることを紹介しましたが、こんな本も出ます。「エッジ・オブ・リバーズ・エッジ」(2/16)!
「岡崎京子を探す」という副題がついています。 アマゾンの紹介はこんな感じ。
一九九六年の交通事故以降、長い休筆生活を余儀なくされている漫画家・岡崎京子の最高傑作『リバーズ・エッジ』は、刊行から20年を経た今も、幅広い分野・世代のクリエイターと読者たちを、深く鋭く魅了してやみません。本書は10代から60代までの優れたクリエイターたちが、詩、エッセイ、イラスト、美術、評論と、様々なかたちでその魅力と謎に迫るファン必携の永久保存版です。
執筆者一覧
最果タヒ 山形浩生 玉城ティナ 環ROY 滝口悠生 千木良悠子 奈良美智 辻村深月 長島有里枝 仲俣暁生 浅野いにお フォスト・ファスロ 志磨遼平 杉本章吾 ブレイディみかこ 佐々木敦 椹木野衣 大島智子 池田エライザ 東佳苗 エリイ 山内マリコ ケラリーノ・サンドロヴィッチ 二階堂ふみ 宇川直宏 飯田高誉 ハン・トンヒョン 小林司 飴屋法水 小沢健二 西島大介 角田太郎 祖父江慎
いやいやいや、なかなかすごい人々が書いていますね。僕もですが、原作に影響を受けた人は著名人の中にもたくさんいるんだなぁ。これもまたまた買っちゃいそう。原作、読んでない人は必ず読みましょうね。
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2018.2.11 平昌五輪、始まりましたね。アメリカの中継に合わせて、朝早かったり夜遅かったりって、なんだかなぁ。読書は片岡義男「珈琲が呼ぶ」。
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