映画、いよいよ始まりますね。映画化は誰かがやるだろうと思っていましたが、コミックでもう完成されちゃってる作品なので、個人的にはまったく期待していませんでした。コミックのファンにはこういう人が多いかもしれません。でも、試写を観た人の評判はかなりいいようです。どんな映画になったのかな?
さて、このブログでもすでに紹介したものもありますが、映画公開を受けて関連本が出ています。「文學界」の最新号は「岡崎京子は不滅である」、そうだ!そうだ!文句あるか!の大特集。吉本ばななと映画の主演女優・二階堂ふみの対談など盛りだくさんの内容です。
新曜社から出る「エッジ・オブ・リバーズ・エッジ」(2/16)はコミックへのオマージュで執筆者がすごい!最果タヒ、奈良美智、辻村深月、長島有里枝、佐々木敦、椹木野衣、山内マリコ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、二階堂ふみ、小沢健二、祖父江慎などなど。タイトル、かっこいいぞ。
さらに、KAWADE夢ムックの増補決定版「岡崎京子」も出ました。映画の監督である行定勲と二階堂ふみのインタビューをプラスしてパワーアップしています。
映画関連は以上ですが、岡崎京子の「新しい読者」の皆さんにおすすめしたいのがこれ!増渕俊之の「岡崎京子の仕事集」、下にリンクした感想に書いてありますが岡崎京子入門として最適な一冊です。全単行本解説を読めば、ぴったりのコミックがすぐに見つかるはず。ま、全部おすすめですが。
2015年に世田谷文学館で開催された「岡崎京子展」の図録「戦場のガールズ・ライフ」も素晴らしいです。岡崎ワールドを再現する祖父江慎によるビジュアライズされたブックデザインは感動的。内容も充実しています。
「岡崎京子展」の感想も読んでみてください。岡崎京子のコミックの感想や情報などのまとめはこちら
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