出た本。沢木耕太郎の「作家との遭遇ー全作家論ー」出てました。9月に出た「全エッセイ」と似た装丁なのでこういうのがもう少し出るのかな?紹介されている23人の作家は以下の通り。ちょっと気になる!
井上ひさし、山本周五郎、田辺聖子、向田邦子、
塩野七生、山口瞳、色川武大、吉村昭、近藤紘一、
柴田錬三郎、阿部昭、金子光晴、土門拳、高峰秀子、
吉行淳之介、檀一雄、小林秀雄、瀬戸内寂聴、山田風太郎、
ロスワイラー、カポーティ、ゲルダ・タロー、そしてアルベール・カミュ。
出る本、筒井ともみ作、ヨシタケシンスケ絵の「いいね!」(12/5)出ます。筒井さんは映画「ベロニカは死ぬことにした」「食べる女」などの脚本家。紹介文をアマゾンから引用してみます。
やわらかアタマが世界を変える!子どものための明るく楽しい生き方指南書。いやなことも、だめなことも、ちょっと見かたを変えたなら・・?
世の価値観をひっくり返す20のお話!
「ヒーロー」っていいね、「ひざ小僧」っていいね、「鼻の穴」っていいね、などなどちょっとおもしろそうな話がズラリ!ヨシタケさんのイラストがどんな感じで絡んでいるのかも楽しみ。これは読みたい。
文庫化が2冊。1冊目は村田沙耶香の「きれいなシワの作り方」(12/4)。これは「anan 」で連載されてたヤツですね。初めてのエッセイ集の文庫化です。これもアマゾンからの引用。
「こんなこと気にして、自意識過剰で、馬鹿だなあ」と笑ってほしい、と著者(「文庫版あとがき」)。
時に、こんなことまで書いちゃっていいの? と不安にさせられる、芥川賞作家(「コンビニ人間」)の赤裸々エッセイ。
不安にさせられる、のね。村田沙耶香さんの頭の中はいろいろ気になるところです。
もう1冊は角田光代「坂の途中の家」(12/7)。これは2016年の僕の年間マイベストの第1位!ある事件の補充裁判員になった1人の女性が事件と現実の狭間で次第次第に追い詰められていくという物語、ちょっとスゴイです。未読の人はぜひ!僕の書評も読んでみてください。