出る本。村田沙耶香「生命式」(10/16)出ます。まずはアマゾンの内容紹介を。ううむ、やばい!
死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集
「正常は発狂の一種」。何度でも口ずさみたくなる、美しい言葉。―岸本佐知子(翻訳家)
自分の体と心を完全に解体することは出来ないけれど、
この作品を読むことは、限りなくそれに近い行為だと思う。―西加奈子(作家)
常識の外に連れ出されて、本質を突きつけられました。最高です。─若林正恭(オードリー)
サヤカ・ムラタは天使のごとく書く。人間のもっともダークな部分から、わたしたちを救い出そうとするかのように。強烈で、異様で、生命感あふれる彼女の作品は、恐ろしい真実を見せてくれる。ふと思うだろう―他の本を読む必要があるのか、と。
―ジョン・フリーマン(「フリーマンズ」編集長)
どうやらまたクレイジー沙耶香全開の短編集らしい。これはぜひぜひ読みたい。
シリーズ累計100万部のベストセラー「ツナグ」の9年ぶりの続編、辻村深月「ツナグ 想い人の心得」(10/18)出ます。「ツナグ」、映画は観たんだけどなぁ。原作の方は読んでいません。「もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、あなたは何を伝えますか?」というのが前作のテーマ。続編では7年が経ち、主人公は社会人になっているようです。さてさて、どんな依頼人が登場するのか?
もう一冊は文庫化、川上弘美「大きな鳥にさらわれないよう」(10/16)が文庫になります。これ、このブログでも紹介したけれどおもしろかったなぁ。そうそう、泉鏡花文学賞の受賞作です。僕の書評を読んでみてね。
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