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【BOOK NEWS】小野不由美「十二国記」新刊、第一稿完成。400字×約2500枚の大巨編。2019年発売へ!

 

 

 

 「十二国記」の公式フェイスブックにこんな記事が!待ちましたねぇ、待ちましたねぇ、待ちましたねぇ。未読の人はなんのこっちゃとお思いでしょうが、「十二国記」という物語は死ぬならこれを読んでから!というぐらいの大傑作ファンタジーノベル。その昔、北上次郎さんが「本の雑誌」で大絶賛して、恐る恐る講談社X文庫ホワイトハートという当時収録されていたティーンズノベルに手を出したら、いやいやいやティーンズなんてもんじゃない、これはもう大変!その世界観、キャラクターの造形、テーマの力強さ、ぶっ飛んだ。ぶっ飛んでとにかく出ている分を全部読んで、新刊が出たら真っ先に読んで。

 

 ところが、21世紀に入ってからの道のりの長いこと。2001年に短編集の「華胥の幽夢(かしょのゆめ)」が出てからはいっこうに続編が出ない。次の短編集「丕緒の鳥(ひしょのとり)」が出たのはなんと12年後の2013年。でも、短編ですからね。アニメやドラマCD、ゲームにもなったのだけど、それはあまり見る気になれず。「というわけ」で出るわけですよ、新作が!それも400字×約2500枚の大巨編。いやいやいやいや、どうしましょう!楽しみだわぁ。ううううううううううううううううううむ。

 

  で、未読の人にはこの「十二国記」シリーズ、ぜひぜひ読んで欲しいわけですが、今揃えるのならやっぱり新潮文庫かな?エピソード0の「魔性の子」というのがありますが、最初に読むならやっぱり「月の影 影の海」だと思います。今から読めば、既刊全部読んだ頃に新刊が出るのではないでしょうか?ううむ、今から初「十二国記」なんて、私はすご〜く羨ましいぞ。

 

 

◯新潮社の公式サイトはこちら。シリーズの全容が分かります

 ◯残念ながらこのブログで書評があるのは「丕緒(ひしょ)の鳥」のみ

 

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