先日、このブログで紹介したはるな檸檬さんの「ダルちゃん」。昨年末の発売ですがすでに多くの人が読んでいるようで驚きました。未読の人にはとにかくおすすめのコミックです。
さて、そんな「ダルちゃん」の作者はるな檸檬さんと「大家さんと僕」の矢部太郎さんの対談がCanCam.jpに掲載されています。これおもしろかったぁ。気になる発言がいろいろありました。少しだけ紹介。
矢部 モテないのは本当なんですが……、でも、もしかしたら『ダルちゃん』でいうところの「擬態」と似たことをしているのかもしれないですね。
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はるな 漫画は詩ほど内に向かうものではないけれど、『ダルちゃん』はかなり自分と向き合い、社会に投げかける部分もある内容になったので、批判も受けるんじゃないのかなと怖くなって、公開前日に家でひとりで泣いたりしていました。
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はるな 何かを表現する仕事をしていなくても誰もがクリエイティブだし、誰もが自分と向き合ったり、社会に投げかけたいものがあったりする。そういう人たちのことを描こうと思ったのが『ダルちゃん』のはじまりなんです。
お二人の資質に似たようなところがあることも強く感じたし、はるなさんのクリエイティブに関する発言には共感するところが多々ありました。ぜひぜひ読んでみてください。あ、「ダルちゃん」もね!
◯CanCam対談、こちらです!!!
◯僕の「ダルちゃん」の感想はこちら
◯矢部太郎×ヨシタケシンスケ対談もぜひ!
DATA ◆はるな檸檬「ダルちゃん1・2」(小学館)各918円(税込)◇矢部太郎「大家さんと僕」(新潮社)1080円(税込)
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