矢部太郎「大家さんと僕 これから」(7/25)出ます。ベストセラーになった前作の続編。そして、完結編です。矢部さんの絵、好きだなぁ。番外編も出ていますよ。
そして、片岡義男の長編小説「窓の外を見てください」(7/24)も出ます。片岡さん80歳です。ううむ。その歳で本当におもしろい小説が書ける。すごい!今回もなんだかおもしろそう。アマゾンの内容紹介を引用します。
江國香織さん、陶酔!
小説風に書くと、“「革新的? 確信犯的? なんといっていいかわからないわ、でも、すみずみまでほんとうにおもしろい」と香織は言った。「小説のなかで何度も発生するのね、小説が」そう続け、「それにしても、きび団子」と感に堪えたように呟いて、「こんな小説、片岡義男にしか絶対に書けないわ」と、幸福そうなためいきをついた”のでした。
デビューしたばかりの青年作家・日高は、勝負の2冊目執筆のため、かつて親しかった3人の美女を訪ねようと思い立つ。その間にも、創作の素材となる出会いが次々に舞い込んできて……。
小説はどのように発生し、形になるのか。めぐり逢いから生まれる創造の過程を愉しく描く。
瑞々しい感性を持つ80歳の “永遠の青年”片岡義男、4年ぶりの最新長篇。
最後は文庫化です。角田光代「平凡」(7/26)、新潮文庫から出ます。6つの物語が収録されている短篇集ですが。これすごくいいですよ。おすすめ!僕の書評もぜひ読んでみてください。そうだ、単行本は表紙が赤系統だった。文庫は青です。
2019.7.21 選挙、行ってきました。皆さんもちゃんと行ってくださいね。本当によろしくお願いします。読書は川上未映子「夏物語」。
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