今年で23回を迎える朝日新聞社主催の「手塚治虫文化賞」。ノミネート作品、全11作が発表になりました。ノミネートのコミックは、秋本治、杏、桜庭一樹など8人の選考委員の投票と書店員、マンガ関係者、読者などの関係者推薦をもとに選ばれるそうです。関係者推薦の1位は「海街diary」、ううむ強いな。では、全作品を紹介しますね。
山田参助「あれよ星屑」
吉田秋生「海街diary」
篠原健太「彼方のアストラ」
柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」
牧野あおい「さよならミニスカート」
有間しのぶ「その女、ジルバ」
はるな檸檬「ダルちゃん」
コナリミサト「凪のお暇」
原作:草水敏、漫画:恵三朗「フラジャイル」
羅川真里茂「ましろのおと」
原作:白井カイウ、 作画:出水ぽすか「約束のネバーランド」
おぉぉぉぉ、紹介したばかりのはるな檸檬「ダルちゃん」、入ってますね。というわけで僕のイチオシは「ダルちゃん」。いいよぉ〜。あとは読んでるものもあるし、ドラマ化などで知ってるのもあるし、全然知らないのもある、という11作ですが、さてどれが大賞に選ばれるか?
「海街diary」は過去にもノミネートされ、15回には辞退もしているのですが、昨年全9巻で完結したので、これがやっぱり大賞候補でしょう。でも、「ダルちゃん」も可能性はあるんじゃないかな?規定はよくわかんないけど新生賞や短編賞の候補にはならないのかなぁ。結果は4月下旬頃に朝日新聞紙上で発表の予定。楽しみに待ちましょう。
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