さてさて、出る本。「かがみの孤城」で本屋大賞に輝いた辻村深月の「傲慢と善良」(3/5)出ます。タイトル、いいなぁ。アマゾンの紹介文に心惹かれます。「恋愛」という言葉が括られているのには意味があるんだよな、うむ。
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。
2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な"恋愛"小説。
その辻村さんの特集が載っている「ダ・ヴィンチ」4月号(3/6)も気になります。「傲慢と善良」のブックガイドもあるみたいですよ。第一特集は「あの人の、行きつけ本屋さん」、読みたい!
これはすごくうれしい!朝井リョウ、久々の新刊「死にがいを求めて生きているの」(3/7)出ます。彼の小説はデビュー作から欠かさず読んでいて、若者たちの心に寄り添う物語が強く印象に残っています。この小説もアマゾンに載っているこの惹句が気になるなぁ。
朝井リョウが放つ、〝平成〟を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語
もう1冊。「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた:ネコメンタリー 猫も、杓子も。」(3/8)出ます。猫好きの人はご存知、NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」の内容を一冊にまとめた本です。作家とその飼い猫たちの物語。角田光代、吉田修一、村山由佳、柚月裕子、保坂和志、養老孟司と豪華なメンバー。ううむ、買っちゃいそう。
DATA ◆辻村深月「傲慢と善良」(朝日新聞出版)1728円(税込)
ダ・ヴィンチ2019年4月号(KADOKAWA)680円(税込)
朝井リョウ「死にがいを求めて生きているの」1728円(税込)
「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」1566円(税込)
2019.3.4 東京、昨日今日と一日中雨。やれやれ。しかも、寒い。読書は絲山秋子「夢も見ずに眠った。」、ううむ、絲山さんすごいな。
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