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【絵本/感想】ミロコマチコ 「ドクルジン」-声を出して読みたくなる!ミロコマチコワールド、またまた大爆発!!

がぶん にょ 
がぶん にょろろ

 

 とやって来る。ミロコマチコさんは擬態語を創り出すのがうまくて、どの絵本も文章だけ読んでもとても楽しい。絵を見ながら声を出してこの絵本を読む子どもたちのシアワセを思うと、大人の僕らまで興奮して来る。

 

  ドクルジン、ドクルジン、それは命の起源のような、ドクルジン、ドクルジン、それはこの世界が滅びた後にやって来る命の始まりのような!

 

 彼女の絵は迫力いっぱい!ごっちゃ混ぜパワーはすべてを吹き飛ばし、海も何もかもすべてを飲み込んでいく、そして、

 

ピク ピキ ピリ 

ピッカーン 

うまれた!

 

 噴火のような強烈な赤!赤!赤!そして、静かな青!青!ううむ、やっぱりミロコマチコは最高だ!!

DATA◆ミロコマチコ 「ドクルジン」(亜紀書房)1800円(税別)

 

◯勝手に帯コピー(僕が考えた帯のコピーです)

 

ドクルジン、それは命の起源のような、

この星の新たな命の始まりのような。

 

2019.9.10  台風一過。昨日はやたらと暑かった。今日もまたまた暑い。やれやれ。読書はブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」。

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