また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2019.9/2週)

 さてさて、先週は特に引っかかるものはなくお休みしましたが、今週も1冊だけ。川上弘美の「某」(9/12)。ううむ、今最も注目すべきは川上弘美と川上未映子、両川上ではないかと僕は考えているのですが、これも気になるなぁ。帯の惹句でもうすごく読みたくなってる。

 

死ぬことは、今も怖い。
恋してからは、ますます怖くなっている。

名前も記憶もお金も持たない某(ぼう)は、
丹羽ハルカ(16歳)に擬態することに決めた。


変遷し続ける〈誰でもない者〉はついに仲間に出会う――。
愛と未来をめぐる、破格の最新長編。

 

 

 ふむふむ、「擬態することに決めた」のね。そして、アマゾンから内容の引用。

 

ある日突然この世に現れた某(ぼう)。
人間そっくりの形をしており、男女どちらにでも擬態できる。
お金もなく身分証明もないため、生きていくすべがなく途方にくれるが、病院に入院し治療の一環として人間になりすまし生活することを決める。
絵を描くのが好きな高校一年生の女の子、性欲旺盛な男子高校生、生真面目な教職員と次々と姿を変えていき、「人間」として生きることに少し自信がついた某は、病院を脱走、自立して生きることにする。
大切な人を喪い、愛を知り、そして出会った仲間たち――。
ヘンテコな生き物「某」を通して見えてくるのは、滑稽な人間たちの哀しみと愛おしさ。
人生に幸せを運ぶ破格の長編小説。

 

 ううむ。読みたいでしょ?読みたいよね。読もう!というわけで今週はこれでおしまい。

 

◯川上弘美、その他の本の感想や情報はこちらから

 

 

2019.9.8  台風やって来るのかなぁ。あ、雨降ってきた。明日の気温が高くてビビる。読書はブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」。

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