さて、第10回Twitter文学賞、始まりました。運営を引き継ぐ人がいれば、という話もあったみたいですが、今年で最後のようです。いろいろ大変そうだもんね。僕ずっと、盛り上がってない、とかブツブツ言ってたような気もしますが、豊崎由美さんをはじめとするボランティア的にやっておられた運営の皆さんには本当に敬意を表します。
で、僕は毎年投票してきましたが、最後ですから初めての人も参加してみませんか?Twitter文学賞は、昨年1年間に発売された国内の新作小説、海外の初訳小説(単行本からの文庫化や復刊は不可)の中から一番おもしろいと思った作品各1作をツイートして順位を決める、というシンプルなスタイルの賞です。
投票の仕方など詳細はこちらを見てください。投票は簡単ですが、ハッシュタグを忘れるとカウントされないので注意しましょう。
僕はいつも年末に発表しているマイベストの最上位を投票しています。読む数が少ない海外作品の方はマイベストに入っていれば投票するけど、入ってなければ棄権。というわけで今回は、国内編が川上未映子「夏物語 」、海外編はジュンパ・ラヒリ「私のいるところ」にしました。どちらも自信を持って投票できるなぁ。うむ。
川上未映子「夏物語」 ジュンパ・ラヒリ「わたしのいるところ」
Twitter文学賞は投票結果がけっこうバラけるし、一票のものまで発表されるのでいろいろ発見があって楽しい賞です。あなたが誰かにオススメしたい「これっ!」という小説があるならぜひ投票してみてください。締め切りは2月9日です。
◯僕の昨年のマイベストはこちら
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