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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!椎名誠「岳物語シリーズ」の新作、朝井リョウ「スター」と塩田武士「デジタルの羊」どちらも大注目!(2020.10/2週)

 

 さて出る本。椎名誠の岳物語シリーズの最新刊「続 家族のあしあと」(10/5)出ます。このシリーズ、累計で470万部なんだ。すごいな。僕もずっと読んでいます。前回の「家族のあしあと」は、シーナ自身の子供の頃の物語。あまり聞いたことがない話が続々登場してちょっと興奮しました。これは文庫になっているので興味ある人はぜひ!今回はその続編、ちょっとアマゾンの紹介文を。

さようなら、友だちと遊びまくった日々。
世代を超えて愛される、シーナ・サーガの少年時代!
小学校を卒業し、ついに中学生になった椎名少年の
楽しくもフクザツな心のうちを鮮やかに描き出す。
累計470万部突破の私小説シリーズ、シーナ・サーガの真骨頂!

 シーナ・サーガかぁ、かっこいい!とにもかくにもこのシリーズは絶対におもしろいので発売が楽しみ。あ、今日だ!

 

◯前作「家族のあしあと」の僕の感想も読んでみてください

 

  今週は注目作が多いです。朝井リョウ「スター」(10/7)、朝日新聞に連載されていた小説が単行本になります。作家生活10周年記念作品!そうか、「桐島、部活やめるってよ」からもう10年か。彼の小説はけっこう好きでほとんど読んでます。これも気になるなぁ。

新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した
立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、
名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。

受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――
作品の質や価値は何をもって測られるのか。
私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。

朝日新聞連載、デビュー10年にして放つ新世代の長編小説。

 

◯朝井リョウ、その他の作品の書評はこちら。

 

 そして、これも注目!「罪の声」「歪んだ波紋」など話題作を提供し続けている塩田武士の新作「デルタの羊」(10/7)出ます。アニメ界を舞台にした物語です。

製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”!

「俺たちはあまりに善人だ」
「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」

アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。
しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。

アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する!

 

◯塩田武士、「罪の声」などその他の本の書評はこちらから

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでチェックを!

 2020.10.5   冗談みたいなトランプ大統領のコロナ。大丈夫かな??読書はショーン・タンの「内なる町から来た話」。ううむ、これはびっくり!!

 

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