また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!期待の角田光代「明日、あたらしい歌をうたう」出ます!「&Premium特別編集 明日を生きる言葉。」さてさて、どうする?(2026.2/4週)

 
 さて、出る本。角田光代明日、あたらしい歌をうたう」(2/26)水鈴社から出ます。いやいやいや、この組み合わせ!角田光代×水鈴社、期待しないわけにはいきません。水鈴社は小さな出版社ですが、今年の本屋大賞では瀬尾まいこ「ありか」夏川草介「エピクロスの処方箋」がノミネート。映画も高い評価を受けた瀬尾さんの「夜明けのすべて」水鈴社から出ています。さて、角田さんの新作、どんな話なんだろう?まずはアマゾンの紹介文を。角田さんのコメントもあります。

君がいつもそばにいるから 毎日があたらしい」

遺影として飾られていたカリスマ的なミュージシャンの写真を、父と聞いて育った新(あらた)。
誰にも見えない存在として少女時代を生きてきたある日、耳にした音楽に救われ、恋に出会って新の母となった、くすか。
新が父の真実を知った時、二人の物語が、一つの歌に重なりはじめる――。

200ページで大長編の感動を約束する、珠玉の青春小説であり、親子小説であり、胸を打つ恋愛小説。
人の人生を変えた一曲を描く、あなたの人生を変える一冊。

【角田光代さんより皆さまへメッセージ】
どんなにちっぽけな原因であれ、奈落の底に落とされた気分で、もうだめだと思いこみ、起き上がることすらおっくうなとき、あなたは何に救われてきましたか? と、いろんな人に訊いてみたことがあります。小説、ドラマ、テレビのお笑い、いろんな答えがありました。自分を救ってくれたものを、職業として選び取っている人もいました。
私の場合は音楽です。
音楽がはじまり歌が流れる。どん底にいる私のところに光がさして、景色が見える。夜をうつくしいと思う。いっしょに笑っただれかをたいせつだと思う。冬の光が金色だと知る。歌われているすべて、私の体験ではないのに、この世界が生きるにあたいするうつくしい世界だということを、体感する。
私は音楽にくわしいわけではありません。聴く音楽もかたよっているし、流行にも疎いです。それでも信じています。すべての音楽には、それを必要とする人を救う力があると。
音楽でなくても、私たちを救ってくれるものはあると思います。そうしたものと出会うということは、けっして生きやすいとはいえないこの世界に、私たちだけの居場所を作るようなことなのだと思います。
自分がなぜここに生まれてきて、なぜ生きているのかわからない人たちが、あるとき、生きるにあたいする世界と出会う。これはそんな物語です。
今まで私を幾度も救ってきてくれた有形無形のものにたいする感謝の気持ちであり、恋文のようなものです。
読みながら、あなたの世界を変えた何かに思いを馳せてもらえたら、とてもうれしく思います。
――角田光代

 ううむ、もうこの角田さんの言葉だけでいいな。余計なコメントはいらない。これを読んで読みたくなった人は必ず明日、あたらしい歌をうたう」を手に取ることになるでしょう。もちろん、僕も!!!

 

◯水鈴社のホームページはこちらです。

 

 
 そして、もう1冊。ムックということになるのかな?「&Premium特別編集 明日を生きる言葉。」。ふふふ、こちらも「明日」だ。え〜っとこれは雑誌「&Premium」が時々やっている言葉の特集をまとめたもの。ううううむ、まいったなぁ。こういうの出すんだ。元を大体持ってるんだよなぁ。アマゾンから解説と目次を!!

子どもの頃に心に残った一行や、ふとした場面で背中を押してくれた言葉。小説やエッセイ、漫画や短歌、絵本、インタビューの言葉など、さまざまな表現の中には、明日を生きるためのヒントが隠れています。本書は、&Premiumがこれまでに集めてきた「言葉」にまつわるコンテンツの中から、いま届けたいものを選りすぐりました。迷ったとき、立ち止まったときにそっと寄り添い、Better Life へと導く道しるべとなる一冊です。何度でも読み返したくなる、自分だけの〝宝物〞になる言葉を見つけてください。

 

008 言葉の名手が選ぶ、あの人の言葉。/020 23人の、明日のための言葉。026 暮らしの心得を名エッセイに学ぶ。/030 専門家の、心に響く言葉。/034日記に綴られた、生き方のヒント。/038 現代にも通じる、古典の情緒。/042 大和言葉で伝える。/
044 生命力に溢れたアーティストの言葉。/048 詩をたずさえて、外に出よう。/052
 短歌を、ベターライフの道しるべに。/060 勇気をくれる映画の言葉。/062 心に寄り添う映画の言葉。/064 自分で人生を切り拓いた、5人の哲学。/074 あの人が「美しい」について語った言葉。/078 あの人の生き方の美学。/084 孤独を愛したアーティストの言葉。/096 あの人が語った、エレガンスについての言葉。/100 旅へと誘う、29の言葉。/106 手放せない大切な一冊、忘れられないフレーズ。/112 書店が選ぶ、大人にも響く絵本の一節。/116 村上春樹の比喩表現。/118 宇宙へつながる宮沢賢治のセンテンス。/120 旅する作家、風景の描写。/122 思わず作りたくなる、料理の名文。/124 韓国カルチャーの言葉。/130 インタビュアーに聞く、あの人の言葉。/136
 空と雲と月の名前。/140 「ありがとう」の言葉の由来。

 ふむふむ、大体持ってるやつだな。でも、まとまってると何かの時にサッと見られて便利だしなぁ。表紙もいいなぁ。ううううううむ。