また、本の話をしてる

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■ま行の作家-松家仁之

【文学賞】第6回河合隼雄物語賞に松家仁之「光の犬」、学芸賞には鶴岡真弓「ケルト 再生の思想」

光の犬 posted with ヨメレバ 松家 仁之 新潮社 2017-10-31 Amazonで調べる Kindleで調べる 楽天ブックスで調べる このブログでも紹介した松家仁之の「光の犬」が第6回河合隼雄物語賞を受賞しました。パチパチパチ!選考委員は、上橋菜穂子、小川洋子、後藤…

【書評】松家仁之「光の犬」-一族三代の「営み」を見つめ、「生」を語り「死」も語る傑作小説!

光の犬 posted with ヨメレバ 松家 仁之 新潮社 2017-10-31 Amazon 楽天ブックス 物語は「添島始は消失点を背負っていた」という印象的な一行から始まる。これは北海道東部の架空の町・枝留(えだる)で暮らす添島家の一族三代の物語だ。一番若い世代が始と…

【BOOK NEWS】文芸誌「新潮」で松家仁之「光の犬」連載中

新潮 2015年 09 月号 [雑誌]新潮社 2015-08-07売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 松家さんの小説は「火山のふもとで」も「沈むフランシス」も「優雅なのかどうか、わからない」も大好き。「新潮」の連載は始まったばかりだけど、早く本に…

【書評】松家仁之「優雅なのかどうか、わからない」-後半になるにしたがって濃くなる陰影、生を思う深い余韻

優雅なのかどうか、わからない松家 仁之 マガジンハウス 2014-08-28売り上げランキング : 5384Amazonで詳しく見る by G-Tools 48歳の岡田匡は離婚し、15年余り住んでいた元代々木のマンションを出て、井の頭公園近くの一軒家で気ままな一人暮らしを始めた。…

【書評】松家仁之「沈むフランシス」-それは大自然の中、儚く燃える淡い炎のような恋

沈むフランシス松家 仁之 新潮社 2013-09-30売り上げランキング : 14429Amazonで詳しく見る by G-Tools フランシスって何だ? まずは誰もがそう思うだろう。小説は川に流されてきた死体の描写から始まる。どうみても人間のようだが、これがフランシス? 表紙…

【BOOK NEWS】本日発売「新潮」に松家仁之デビュー第二作!

新潮 2013年 06月号 [雑誌]新潮社 2013-05-07売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 松家さんのデビュー作「火山のふもとで」は僕の2012年のベスト。ついに第二作が発表されてドキドキしてます。といっても、僕は文芸誌で小説を読むことはない…

【文学賞】読売文学賞小説賞に多和田葉子と松家仁之!

今年の読売文学賞小説賞に多和田葉子さんの「雲をつかむ話」と松家仁之さんの「火山のふもとで」が選ばれました。多和田さんは有名な方ですが僕読んだことないのです。でも、あらすじ等を読んでみると何だかとてもおもしろそう。松家さんの作品は去年のマイ…

【書評】松家仁之「火山のふもとで」-人生の時間の豊かさ、美しさを強く強く感じる物語

火山のふもとで松家 仁之 新潮社 2012-09-28売り上げランキング : 8323Amazonで詳しく見る by G-Tools これは今年のマイベストかもしれない。まずいいのが、静謐で豊かで美しい文章だ。それはまるで、この小説の主人公坂西徹が勤める建築事務所の「先生」村…