このブログでも紹介した松家仁之の「光の犬」が第6回河合隼雄物語賞を受賞しました。パチパチパチ!選考委員は、上橋菜穂子、小川洋子、後藤正治、中島京子。このメンバーの選考で選ばれたらうれしいよなぁ。僕の中でもこの小説は今年読んだ中でのベスト。詳しくは下の書評を読んで欲しいのですが、北海道に住むある家族三代の物語。松家さんは静謐な文章で彼らの営みを、そして、それに連なる死を綴っています。これ、多くの人に読んで欲しいなぁ。
受賞の言葉や選評は7月7日発売の「新潮」誌上で発表になるそうです。同時に選考された学芸賞は鶴岡真弓「ケルト 再生の思想ーハロウィンからの生命循環」が選ばれました。こちらの選考委員は岩宮恵子、中沢新一、山極寿一、鷲田清一の各氏です。
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