あ、そういえば、中央公論主催の「新書大賞」が発表になっていました。今年で7回目。大賞に選ばれたのは藻谷浩介・NHK広島取材班著の「里山資本主義」。これ、話題になってましたね。僕は小説中心の読書で、新書はほとんど読まないけれど、これからの日本が生きる道が書かれているようなのでちょっと興味あり。ダントツの1位だそうです。興味ある人はぜひ!
2位には珍しく僕が読んだ新書「犬の伊勢参り」が選ばれてて、ちょっとうれしい。これ、けっこうおもしろいですよ。江戸の人々とその暮らしが透けて見えてきます。3位は「(株)貧困大国アメリカ」、4位は林真理子の「野心のすすめ」。野心が全くない僕は読みません。5位は「来るべき民主主義」。
最近の新書は、手軽過ぎる感じがしないではないけれど、いろんなところから出てるから、バラエティに富んでいて、おもしろ本もけっこうあるな、という感じもしています。あんまり読まないけどね。
◯新書大賞のホームページはこちら。
◯僕の「犬の伊勢参り」のレビューはこちらです。
里山資本主義 (角川oneテーマ21) 藻谷 浩介 NHK広島取材班 |
犬の伊勢参り (平凡社新書) 仁科 邦男 |
(株)貧困大国アメリカ (岩波新書) 堤 未果 |
野心のすすめ (講談社現代新書) 林 真理子 |
来るべき民主主義 (幻冬舎新書) 國分 功一郎 |
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