毎回言いますが、この賞のおもしろいところは毎年審査員が変わり、その一人の審査員が受賞作を決めるところ。ことしの審査員は写真家で作家でもある藤原新也さん。で、選ばれたのが武田砂鉄さんの「紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす」です。新人のライターなんですね。すごい!この本、話題になってたのは知ってたけれど、紹介文を読んでみるとホントおもしろそう。定形の文って、ついつい使っちゃうし、広告ではそれを逆手に取るという手法もある。気になる一冊!いずれにしても、武田さん、パチパチパチ!
◯Bunkamuraドゥマゴ文学賞の発表ページはこちらです。
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