さて、出た本。窪美澄「よるのふくらみ」が文庫になりました。これ、窪さんの小説の中で一番好きかもしれない。本当にせつなく苦しい強く心に残る物語。感想を書いているのでぜひ読んでみてください。文庫になったら買うしかないっ!
気になったのが折紙作家である前川淳の「折る幾何学 約60のちょっと変わった折り紙」。あの高野文子さんが表紙と扉のイラストを担当、ご自身も読んで実際に作ってみたようです。ううむ、なんだかすごい。
もうひとつの文庫化は村上春樹の「女のいない男たち」(10/7)。これもまたすごくおもしろい短編集でした。特に「木野」という一編は今でも読後の感じが少し残っています。
2016.10.3 10月になったが天気は相変わらず。台風がまたまた来るらしい。読書は「〆切本」と「ハルとカナ」。
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