出る本、文庫化です。カズオ・イシグロ「クララとお日さま」(7/19)、ハヤカワepi文庫で文庫化されます。僕、読みましたが、ううむ、これはAIと人間の話。単行本は2021年発売だから、いろんな意味で先取りしてるなぁ。プリミティブな太陽との関わりが物語に深みを与えています。僕の書評をどうぞ!!
窪美澄の新刊「ルミネッセンス」(7/20)出ます。どんな物語だろう?アマゾンの紹介文をまず!!
低層の団地群を抱くその町は寂れていた。商店街にはシャッターが目立ち、若者は都会に去り、昔からある池には幽霊が出るという。その土地で人びとが交わすどこか歪な睦み。終着点は見えている。だから、輝きに焦がれた。燃え尽きてもいいから。直木賞作家のダークサイドで染め上げられた連作短編集。
そして、ミロコマチコ「みえないりゅう」(7/21)出ます。ミロコさんの絵本、久しぶりじゃないかなぁ。うれしいぞ!アマゾンの紹介文を!
「きみたちには ぼくが みえるの?」 南の島に移住した著者が、圧倒的なスケールで贈る五感と六感を同時にゆさぶる生命の物語
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今年も月桃の花が咲き乱れている。
アカショウビンの美しい鳴き声が聞こえてくると、梅雨が始まる。
冬になると北風が強く吹き、やってくるクジラたちは春まで歌う。
季節やいきものが巡るリズム。その渦はまるで “りゅう” のよう。
目には見えない “りゅう” を、たくさん感じたくて、
私は絵を描き、物語を作るのです。 (ミロコマチコ)
奄美大島に移住してたんですね。知らなかった。勝手なことを言っちゃうとミロコさん南の島が向いてる!!でも、時々、東京に来てまたライブペインティングやって欲しいなぁ。彼女のそれはムチャクチャ楽しいです。で、草花や動物たちや目には見えない「りゅう」の話、これは楽しみ!!!!!
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