というニュースにはちょっと驚きました。前々から僕は五木寛之はなんでもう小説を書かないんだ、とブーブー言っていました。「親鸞」って小説なのかな?よくわからん。いずれにしても人生論みたいなのが多く、なんだかなぁって感じ。とてもおもしろいエンターテインメント小説を書き続けていた人なので、ああいう方向にいっちゃうのはガッカリでした。
で、突然の「青春の門」。第9部だそうです。驚いたのは第8部の「風雲篇」は書籍化されていなくて12月に単行本と文庫で出るらしい。ううむ、書籍化されてない、ってなんだかすごいな。調べてみたら僕は6部までは持っていて読んでる。だから7部を読めば、8、9へとつながりそうです。とはいえずいぶん昔に読んだので最後の方は忘れちゃってるけれど。いずれにしても青春文学の傑作であることは確かです。単行本と文庫で延べ2000万部超、というのもスゴい。以下にこれまでのラインナップを。
青春の門 第一部 築豊篇
青春の門 第二部 自立篇
青春の門 第三部 放浪篇
青春の門 第四部 堕落篇
青春の門 第五部 望郷篇
青春の門 第六部 再起篇
青春の門 第七部 挑戦篇
青春の門 第八部 風雲篇
7部までは講談社文庫で今も出ています。セット売りもあるみたい(現在、在庫切れ)。五木寛之、84歳の挑戦にまずは期待!!
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