前回の「出る本、出た本」で新作2冊が発売されることを紹介した谷口ジローさんですが、なんと日仏会館ギャラリーで展覧会が開催されることになりました。フランスにはファンも多く、ルーヴル美術館の企画などにも関わっていた谷口さん。その展覧会が日仏会館のギャラリーで開催されるのはなんだかとてもうれしいですね。ホームページでの紹介の文章もとてもいいので、ここに引用したいと思います。
「9番目の芸術」と呼ばれる漫画。日々新たな表現が生み出されるこの創造的世界の大きな部分を占める今日の日本漫画の中に、谷口ジロー(1947-2017)の作品はきわめてオーソドックスであると同時に特異な存在感を持って立ち現れる。そして、漫画のもう一つの大きなモメント=バンド・デシネへの強い親和力を持った谷口作品は、日本と同様あるいはそれ以上の読者をフランスおよびヨーロッパ各国で獲得している。本展は、今年2月に世を去った谷口ジローの主要作品の原画を展示して、谷口作品のオリジナルな魅力を探る試みとして企画された。
開催期間は12月9日から22日まで。東京・恵比寿の日仏会館ギャラリーで。入場は無料です。月曜は閉室なので気をつけて!これ行きたいなぁ。詳細はホームページで確認してください。
日仏会館研究センター | 新着情報 | 展覧会「描くひと 谷口ジローの世界」於日仏会館ギャラリー
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