廣済堂ベストムックの1冊。表紙にはユニーク写真集って書いてあるけれど、やっぱりムックって呼んだ方がぴったり。ムックにもいろいろあって、ダメダメなものもけっこう多いけれど、これは内容も充実していて、ハシビロコウファン?としては本当に嬉しい。で、このムック、監修が「ざんねんないきもの事典」の今泉忠明さんなんですよね。今やビッグネームだから変なものは出せない。今泉さん、さすがです!
さて、内容。巻頭の顔のアップやうしろ頭(けっこう多彩)の写真でハートを鷲掴みにされて、そのまま野生の写真を見せられて舞い上がっちゃう。野生の彼らは孤高で何ともかっこいい。年に一度の恋の季節、オスとメスが並んで立っている姿もたまらない。彼らの生息地はアフリカの中部・東部の湿地。普段は単独行動が基本らしい。
次の図解部分もかなりいい。「分類と分布」「ヒストリー」「体のしくみ」「飛翔と歩行」「狩りと菜食」「ブリーディング」「羽繕いと習慣」、7つのセクションに分けて詳解されているのだけど、歩行のシステムや羽の作りなどいろいろと興味深い。
後半は国内7施設にいる13羽の紹介!いやいやいやいや、けっこうみんな個性豊かで写真見てるだけで楽しくなっちゃう。それに見れば見るほど可愛いいのだ。う〜ん、やっぱりいいなぁハシビロコウ!国内全部、本物を見に行きたい。というわけで、ファンはもちろん、興味がある、って人にもオススメの1冊です。
DATA◆今泉忠明監修 「ハシビロコウのすべて」(廣済堂ベストムック)1200円(税別)
◯勝手に帯コピー(僕が考えた帯のコピーです)
可愛い、可愛いすぎる。
これはもう恋かもしれない。
2019.9.19 母の一周忌も終わってホッとしている。読書はジュンパ・ラヒリ「わたしのいるところ」。作者初めてのイタリア語長編!
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