昨年も芥川賞・直木賞翌日のノミネート発表でしたが、今年もまたまた翌日発表!狙ってる?まぁ本の話題が続くことはいいことです。で、10冊。まずはご覧ください。表紙をクリックするとアマゾンにとべます。
青山美智子「赤と青とエスキース」
知念実希人「硝子の塔の殺人」
米澤穂信「黒牢城」
小田雅久仁「残月記」
一穂ミチ「スモールワールズ」
朝井リョウ「正欲」
逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て 」
町田そのこ 「星を掬う」
西加奈子「夜が明ける」
浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」
はいはい、どうですか?。直木賞受賞の米澤さんの「黒牢城」入ってます。同時受賞なるか?「黒牢城」もミステリーですが、本屋大賞はミステリーのノミネート多いですね。今年も知念実希人さんの「硝子の塔の殺人」、逢坂冬馬さん「同志少女よ、敵を撃て 」、朝倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」と全4冊がミステリー。この中では「同志少女よ、敵を撃て 」はアガサ・クリスティ賞大賞を受賞、「六人の嘘つきな大学生」は王様のブランチのブランチBOOK大賞2021を受賞してる強力本です。
ミステリー以外の6冊、ちょっと分かるのは一穂ミチさんの「スモールワールズ」。北上次郎さんや瀧井朝世さんが激賞していたので目をつけていながらまだ読んでない。柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウさん「正欲」は唯一の既読本!同時にイチ推しです。2021マイベストの2位でもあります。これが受賞して多くの人に読まれるとすごいことになるなぁ。期待!昨年「52ヘルツのクジラたち」で大賞に輝いた町田そのこさん、今年は「星を掬う」でノミネートです。連覇なるか!?西加奈子さん久々の「夜が明ける」も気になっていた1冊です。
ちょっと分からない2冊。青山美智子さん「赤と青とエスキース」は「二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇」という惹句が気になる。小田雅久仁さんの「残月記」は月をモチーフにした異世界の話、表題作には月昴という感染症が登場するとか。
というわけで推しは「正欲」。僕の書評も読んでみてください。大賞の発表は4月6日。同時に発掘部門、翻訳小説部門の発表もあります。
◯本屋大賞のホームページはこちら!
◯これまでの「本屋大賞」関連記事はこちら
【書評ランキングに参加中】
ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。