出る本、角田光代「タラント」(2/21)出ます。読売新聞に連載された新聞小説です。角田さん、「源氏物語」の現代語訳にずっと挑戦していたので、なんと5年ぶりの小説。読売と角田さんといえば「八日目の蝉」を思い出しますが、ううむ、楽しみだぁ。で、「タラント」?なんでしょう?先ずはアマゾンの紹介文を。
こんな人生に、使命は宿るのか。片足の祖父、不登校の甥、大切な人を失ったみのり。絶望に慣れた毎日が、一通の手紙から動き出す。慟哭と感動の傑作長篇。
え〜っと、なんだかよく分からない。タイトルのタラントは聖書にも出てくる言葉で「才能」「賜物」を意味するそうです。タレントの元?読売のプレスリリースを読むと「現代を生きる女性を主人公に、家族、戦争、パラスポーツなどのテーマを描きます」とありました。うむ、なんだか多彩なテーマを扱う物語みたいですね。角田さんはテーマを深く掘り下げて多くの読者に届く物語に仕上げる人なのでなんだかとても楽しみ。これは買って読もう。というわけで、今週は1冊。またまたまた!
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2022.2.21 北京五輪も終わりぃ。カーリング、がんばったぁ〜!読書は金原ひとみ「ミーツ・ザ・ワールド」。