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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!金原ひとみ「デクリネゾン」出ます!「十二国記30周年記念ガイドブック」も気になる!!(2022.8/4週)

仕事、家庭、恋愛の全てが欲しい女たちとその家族的つながりを描いた最新長編小説。

二度の離婚を経て、中学生の娘である理子と二人で暮らすシングルマザーの小説家、志絵。最近付き合い始めた大学生の蒼葉と一緒に暮らしたいと娘に告げるがーー。
恋愛する母たちの孤独と不安と欲望が、周囲の人々を巻き込んでいく。

 

帯のこの文章も気になります!

食べたいものを食べたいだけ、食べたい時に食べたらいい

  なるほど、恋愛する母が主人公の物語か。まさに金原ワールド!どんな展開を見せるのかすごく気になるところです。タイトルのデグリネゾンですが、これはフランスの料理用語で「一つの食材をいろいろな調理法で作ったものを盛り合わせた料理」だそうです。なるほど。意味深!

 

◯金原ひとみ、その他の本の書評はこちら!

 

 

 

 「十二国記30周年記念ガイドブック」(8/25)も出ます。小野不由美の傑作「十二国記」シリーズ、僕は「本の雑誌」で知って、ちょっと遅れ気味に読んで来ましたが、とにかくすごい!そうか「魔性の子」が出て30年になるのか。

 

 

アマゾンの紹介文を。

歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」の30年史を辿る!


1991年に新潮文庫の一作として発表された『魔性の子』は、その後、「十二国記」シリーズの「はじまりの物語」となり未来に繋がる————。30年の時を経て、初版3万部で始まった一冊が、《完全版》全10点15冊の累計1280万部を超える大作となった今、改めて作品世界を振り返り、様々な視点から「十二国記」の30年史を辿る、シリーズ初の「ガイドブック」。

 

 え〜っとここには書いてないですが、幻の短編「漂舶」が収録され、1万字超に及ぶ小野さんのロングインタビューも掲載されると聞いています。いやぁ、これは楽しみ。ファン待望の1冊です。

 

2022.8.22  今日も涼しい。もう夏、終わって!!一方でコロナはまたまた増えてる感じ。どうなる?読書は窪美澄「夜に星を放つ」

 
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