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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!恩田陸「祝祭と予感」文庫に!永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」も気になる!!(2022.4/2週)

 

 出る本、文庫化です。恩田陸「祝祭と予感」(4/7)、幻冬舎文庫から出ます。これは映画にもなった直木賞・本屋大賞W受賞作「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ作品。スピンオフだけれど恩田陸の巧さと「蜜蜂と遠雷」の素晴らしさを再確認できる1冊です。「蜜蜂と遠雷」ファンでまだ読んでない人は必読!

◯僕の書評を読んでみてください!

◯「蜜蜂と遠雷」も上下2冊で文庫になっているのでまだの人はぜひ!

 

◯「蜜蜂と遠雷」の書評はこちら!

 

 

  さて、出た本。永田和宏「あの胸が岬のように遠かった」も気になる1冊。NHKでドラマにもなるそうです。歌人で細胞生物学者である永田さんと2010年に亡くなった妻の河野裕子さん。その闘病の日々についてはすでに永田さんが「歌に私はなくだらう 妻・河野裕子 闘病の十年」で書かれているのですが、これはさらに遡った2人の青春の物語。前作も読みたいと思ったまま読んでないので、まとめて読みたい!アマゾンの内容紹介をどうぞ!

 

熱く、性急で、誠実でありたくて傷つけあった――。

「二人の人を愛してしまへり」――没後十年、歌人の妻が遺した日記と手紙300通から
夫が辿り直す、命がけの愛の物語。

「知らぬまま逝ってしまった きみを捨て死なうとしたこと死にそこねたこと」
「わたくしはあなたにふさはしかつたのか そのために書き、書き継ぎてなほ」――。

ロングセラー『歌に私は泣くだらう――妻・河野裕子 闘病の十年』、最期の日まで
愛を詠み続けた二人の物語は、この青春の日々から始まった。

反響を呼び、「書籍化はいつ」と問い合わせが相次いだ長期連載、ついに発売! !
連載名「あなたと出会って、それから……」

NHKドラマ「あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた青春」原作
柄本佑さん(永田和宏役)、藤野涼子さん(河野裕子役)さんが主演、
初回放送はNHK4Kで2022年3月30日(水)朝3時半から、NHKBSプレミアムで22年春放送予定

NHK BS1スペシャル「ほんたうに俺でよかつたのか」(2022年2月25日放送、3月10日再放送)で大注目

 

 ドラマ、NHK4Kは終わったようですがBSプレミアムでの放送が楽しみです。柄本祐と藤野涼子の2人、いいなぁ。

 

◯「歌に私は泣くだらう」は文庫になっています。

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!


 

 

 

 

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