また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!、ブレイディみかこ「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」出ます!よしながふみ「きのう何食べた?(22)」は特装版も!!(2023.10/4週)

 
 出る本、ブレイディみかこ「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」(10/26)出ます。エッセイだけじゃなく小説も書くブレイディさん。エッセイの延長にあるような小説です。私(労働)小説というのがスゴいですね。アマゾンの紹介文を。
 
自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」。魂の階級闘争の軌跡!

「あたしのシットはあたしが決める」
ベビーシッター、工場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。

「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」
シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。
他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分を愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンなのだ。
数多のシット・ジョブを経験してきた著者が、ソウルを時に燃やし、時に傷つけ、時に再生させた「私労働」の日々、魂の階級闘争を稀代の筆力で綴った連作短編集。

 

ううむ、これはなんだかスゴそう。読みたいぞ。