さて、発表されました。芥川賞、前回は4作でしたが今回はちゃんと5作ありましたね。よかった、よかった。
【芥川賞候補】
石井遊佳「百年泥」(新潮11月号)
木村紅美「雪子さんの足音」(群像9月号)
前田司郎「愛が挟み撃ち」(文学界12月号)
宮内悠介「ディレイ・エフェクト」(たべるのがおそいvol.4)
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(文芸冬号)
前田司郎さんは演劇の人ですね。宮内さんは直木賞候補に3回選ばれています。そして、63歳・史上最年長で文藝賞を受賞した若竹さんの話題作も入りましたね。出版されているのは今のところこれだけです。
【直木賞候補】
彩瀬まる「くちなし」
伊吹有喜「彼方の友へ」
門井慶喜「銀河鉄道の父」
澤田瞳子「火定(かじょう)」
藤崎彩織「ふたご」
はいはい、こちらはセカオワの藤崎さんが候補になってちょっと盛り上がっています。「ふたご」、けっこう評判がいいので気になっていました。彩瀬まるさんは、アンソロジーで読んだことがあるなぁ。門井さんは3回目の候補、澤田さんは「若冲」がおもしろかったです。さてさて、どの作品が選ばれるのか?選考会は1月16日です。
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