三島由紀夫賞は三国美千子さんの「いかれころ」に決まりました。パチパチパチ!まだ書影は上がっていませんが、6月27日発売予定です。「いかれころ」は新潮新人賞の受賞作品ですね。新潮社のページに三国さんの受賞の言葉とインタビューが掲載されています。
「いかれころ 」という言葉は河内弁で「踏んだり蹴ったり」や「頭が上がらない」という意味だそうです。河内を舞台にしたこの物語、なかなかおもしろそう!
◆三島由紀夫賞ノミネート作品、他の4作はこちら。
◯倉数茂「名もなき王国」
◯岸政彦「図書室」
◯金子薫「壺中に天あり獣あり」
◯宮下遼「青痣」
さてさて、山本周五郎賞は、朝倉かすみさんの「平場の月」に決まりました。パチパチパチ!!!この作品に関する朝倉さんのインタビューをぜひ読んでみてください。
ううむ、静かにたぎる恋、ね。元同級生ね。読んでみたい気が。僕がイチオシで実は今読んでいる「カゲロボ」は残念でした。木皿泉さんのこと、またいろいろとチャンスはあるでしょう!
◆山本周五郎賞ノミネート作品、他の4作はこちら。
◯芦沢央
◯赤松利市
◯澤田瞳子「落花」
◯各賞のホームページはこちら
◯これまでの三島賞、山本賞関連記事はこちらです
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