というわけで、去年は掲載したので今年も、と思いながら8月発表の「週刊文春R-40 本屋さん大賞」の紹介がすっかり遅くなってしまいました。何冊もあるのでちょっと面倒くさいんです。すみません。えっとこれ、今年で第5回目なんですが「本好きな大人の読者に、ベテラン書店員が最高の一冊を薦める」という夏休み恒例の企画です。
去年と同様、左から1〜5位。「絵本・児童文学部門」だけ4位が同率になってます。あと、何冊か分冊になってるものもありますが書影は1冊だけにしました。悪しからず。おすすめコメントを読んで読みたくなったのは「ノンフェクション・エッセイ部門」の「遺体」と「さいごの色街 飛田」、「絵本・児童文学部門」の「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」。ま、これは知ってて読みたかったのですが。
●小説
楽園のカンヴァス 原田マハ |
舟を編む 三浦しをん |
震える牛 相場英雄 |
太陽は動かない 吉田修一 |
母の遺産―新聞小説 水村美苗 |
●ノンフィクション エッセイ
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也 |
遺体―震災、津波の果てに 石井光太 |
さいごの色街 飛田 井上理津子 |
小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾 村上春樹 |
置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子 |
●文庫
三匹のおっさん (文春文庫) 有川浩 |
銃・病原菌・鉄(草思社文庫) ジャレド・ダイアモンド |
1Q84 |
(新潮文庫)
村上春樹
ビブリア古書堂の事件手帖 (メディアワークス文庫)
三上延
天地明察 (角川文庫)
冲方丁
●新書
聞く力 阿川佐和子 |
大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一 |
独立国家のつくりかた 坂口恭平 |
武器としての決断思考 瀧本哲史 |
ハーバード白熱日本史教室 北川智子 |
●絵本・児童文学
あさになったのでまどをあけますよ 荒井 良二 |
ダース・ヴェイダーとルーク(4才) ジェフリー・ブラウン |
テーブルマナーの絵本 高野紀子 |
いるの いないの 京極夏彦他 |
ふるさと60年 道浦母都子他 |
●昨年度の「週刊文春R-40本屋さん大賞」の結果はこちら
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