ちょっと掲載が遅れましたが、今年の吉川英治文学賞は小池真理子さんの「沈黙のひと」に決まりました。さらに、吉川英治文学新人賞には伊東潤さん「国を蹴った男」、月村了衛さん「機龍警察 暗黒市場」が選ばれました。下のリンクから過去の受賞者を見てもらうとわかるのだけど、新人賞の方はズバリの選択だし、本賞の方はなかなか渋いセレクトでこの賞はなかなか好感が持てる。
小池さんの受賞作は作者の新境地ともいえる作品で、自身が「生涯の勝負作」と語っている。これは読みたいなぁ。伊東さんの作品は直木賞候補になっていたので知っていたが、月村さんの「機龍警察」ってシリーズになっていてかなり評価が高いんですね。これも読んでみたいぞ。
◯講談社の受賞記事はこちらから。上の方に過去の受賞者のリンクがあります。
沈黙のひと 小池 真理子 |
国を蹴った男 伊東 潤 |
機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド) 月村 了衛 |
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