決定しましたね。三島由紀夫賞は古谷田奈月(こやたなつき)さんの「無限の玄」、山本周五郎賞は小川晢さんの「ゲームの王国」でした。パチパチパチ!
小谷田さんの小説は上記「早稲田文学増刊 女性号」に収録されています。筑摩書房によると受賞作を収録した単行本は7月14日発売予定。最新作の「風下の朱」も同時収録されるそうです。これはまだアマゾンには上がっていません。
この「早稲田文学増刊 女性号」ですが川上未映子さんが責任編集、女性と書くことの関係性をテーマにした内容でなかなかおもしろそう。執筆メンバーもすごい!読売新聞の「文芸月評」でこの雑誌と古谷田さんの受賞作「無限の玄」について触れているので読んでみてください。
「ゲームの王国」、これは上下2巻のSF小説です。読んだ人の評価は分かれていたような気がしたのですが…。大森望さんのこのレビューが参考になりそう。
◯YouTubeで選考委員の講評や受賞者の会見の様子が見られます
◯受賞作以外の三島由紀夫賞ノミネートはこちら
◯受賞作以外の山本周五郎賞ノミネート作はこちら
◯各賞のホームページはこちら
◯これまでの三島賞、山本賞関連記事はこちらです
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