今年上半期の芥川賞・直木賞候補が発表されました。芥川賞、この中で読んだのは「想像ラジオ」だけ。これ取って欲しいけどなぁ。どうだろう?直木賞、あれれれれっ、当然入ると思っていた窪美澄「アニバーサリー」が選ばれないとは。おかしい…。恩田陸さんって、直木賞取ってないのね。これはビックリ。ネットなどでの紹介では湊かなえが初ノミネートって騒いでるけど、僕は彼女のデビュー作を読んで文章があまりにへたっぴで驚いた。あれから少しは上手くなったのかな。あの感じで直木賞候補だったら、ちょっとなぁ、という感じ。選考会は17日。
◯芥川龍之介賞 候補作
いとうせいこう『想像ラジオ』(書評)
戌井昭人『すっぽん心中』
鶴川健吉『すなまわり』
藤野可織『爪と目』
山下澄人『砂漠ダンス』
※単行本化されてるのは今現在では「想像ラジオ」のみです。
想像ラジオ
いとう せいこう
◯直木三十五賞 候補作
伊東潤『巨鯨の海』
恩田陸『夜の底は柔らかな幻』
桜木紫乃『ホテルローヤル』
原田マハ『ジヴェルニーの食卓』
湊かなえ『望郷』
宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』
※恩田作品、下では1冊だけ紹介しましたが実際は上下2巻です。
巨鯨の海 伊東 潤 |
夜の底は柔らかな幻 上 恩田 陸 |
ホテルローヤル 桜木 紫乃 |
ジヴェルニーの食卓 原田 マハ |
望郷 湊 かなえ |
ヨハネスブルグの天使たち 宮内 悠介 |
【書評ランキングに参加中】
ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。