おととい、講談社の3つの賞が発表になりました。講談社ノンフィクション賞は角幡唯介さんの「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」と高野秀行さんの「謎の独立国家ソマリランド」の2作です。どちらも解説を読むとおもしろそう。
ソマリランドの方はちょっと知ってます。内戦が続くアフリカの国ソマリアの中に、すごく治安が良くてコンピュータも発達した独立国家がある、その国、ソマリランドの話です。友だちが読んだのだけど、その感想を聞いただけでも盛りあがった。これ、「本の雑誌社」の本。よかったなぁ。
エッセイ賞は夫人である小川恵さんが綴った追走のエッセイ「銀色の月 小川国夫との日々」。そして、こちらも話題になった夫・永田和宏さんによる追想のエッセイというかノンフィクション「歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年」が選ばれました。
最後に科学出版賞は更科功さんの「化石の分子生物学 生命進化の謎を解く」に。これも何だかおもしろそう。読みたい本が多くてホント困るなぁ。ううむ。
アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 角幡 唯介 |
謎の独立国家ソマリランド 高野 秀行 |
銀色の月―小川国夫との日々 小川 恵 |
歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年 永田 和宏 |
化石の分子生物学――生命進化の謎を解く (講談社現代新書)
更科 功
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