今年最初のこのコーナー、まずは出た本です。文春文庫から小林信彦の「伸びる女優、消える女優 本音を申せば7」が出ました。週刊文春の連載も長いですね。このエッセイは大好き。いつも春に出るのに今回は早いですね。皆さんもぜひぜひ!
出る本、本日発売の原田マハ「翔ぶ少女」。これはちょっと注目です。神戸の震災で両親を失った少女丹華(ニケ)の物語。あぁ、だからこの表紙はニケ(翼を持った勝利の女神)のイメージなんですね。この表紙、いいなぁ。「少女の強く切なる祈りが起こした、やさしい奇跡。「楽園のカンヴァス」の著者が長らく温めてきた、心ゆさぶる再生の物語」とアマゾンの紹介文にもあります。ちょっと読みたい。
最後は小川洋子編著の「小川洋子の陶酔短篇箱」(1/14)。セレクトされた16本の短篇と著者のエッセイからなるこの一冊。川上弘美の「河童玉」とか梶井基次郎の「愛撫」なんかが入ってるようです。陶酔っていうぐらいだからこれは期待できそうなアンソロジーです。読もう。
というわけで、今年もこのコーナー、と言うかなんというか、は継続してやっていくのでどうぞよろしく!また、いい本と出会えるといいな。
◯原田マハの他の本の書評と情報はこちら。
◯小川洋子の本の書評と情報はこちらです。
伸びる女優、消える女優 本音を申せば7 (文春文庫) 小林 信彦 |
翔ぶ少女 (一般書) 原田マハ |
小川洋子の陶酔短篇箱 小川 洋子 |
2014.1.10 都知事選も何だかヘンな感じですね。どうなることやら…。読書は依然としてジェフリー・ディーヴァー「シャドウ・ストーカー」
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