これはまたまたうれしいニュース!まずは11月19日発売予定の「守り人」シリーズの新作、タイトルは「守り人外伝 風と行く者」。偕成社からハードカバー版と軽装版2種類が出ます。なんとシリーズ最大446ページの大長編。アマゾンからストーリーを引用してみますね。
つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たち と再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。 シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。 草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。
バルサの今と20年前が交錯する物語。え〜っと知ってる風な書き方をしてますが、すみません、このシリーズはドラマを見ただけで本は読んでないんです。ドラマ、おもしろかったけど、うむ。読みたい。
◯「守り人」シリーズのサイトで詳細や上橋さんのコメントも読めます
そしてもう1冊。これは来年3月になりますが、本屋大賞受賞の傑作「鹿の王」の新作「鹿の王 水底の橋」が発売になります。これは既読なのですごく楽しみ!あらすじは以下の通り。
オワタル医術に携わるホッサルとミラルは、対立する清心教医術の発祥地・安房那を訪れる。難病・出血病の治療法を探す中、それぞれの医術の在り方が異なることを実感したホッサル。やがてオワタル医術次期後継者として王位継承争いに巻き込まれていき―。
なるほど、なるほど。「病と命」がテーマの「鹿の王」、続編でさらにおもしろさが増しそうだなぁ。これはさすがにまだアマゾンには上がっていません。でも、特設サイトができてます。こちら!あっ、アニメ化企画も進行中のようです。
◯「鹿の王」の僕の書評はこちらです。
実は上橋さん来年、作家デビュー30周年だそうです。なんだかまだ続報もありそう。楽しみ、楽しみ!
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