また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2019.6/5週)

 前作「トリニティ」が直木賞にもノミネートされた窪美澄、新作「いるいないみらい」(6/28)出ます。5つの物語からなる短編集。タイトル、いいなぁ。読む!

 

 三島由紀夫賞受賞作「いかれころ 」(6/27)も出ます。三島賞の選考委員の評価、すごく高かったですよね。内容とはちょっとイメージが違うこの表紙、どうなんだろう?というわけで、アマゾンの内容紹介を引用しておきます。

 

「ほんま私は、いかれころや」河内弁で「完膚なきまでやられた」のは誰か――。南大阪のある一族に持ち上がった縁談を軸に、牧歌的な田舎の暮らし、不安定でわがままな母を甘やかす本家の祖父母、学生運動をしていた婿養子の父、精神を病んだ叔母、因襲に縛られた親戚たちの姿などを幼女の視点から鮮やかに描く。新人らしからぬ圧倒的力量を選考委員が絶賛した三島由紀夫賞受賞作にして新潮新人賞ダブル受賞のデビュー作。

 

 

  矢部太郎さん他の「「大家さんと僕」と僕」(6/26)出ます。コミックエッセイの方の続編が7月に発売されることも決まったようですが、こちらは番外編的な一冊。描き下ろしの漫画はもちろんのこと、ちばてつや、糸井重里、村田沙耶香、燃え殻などのイラストやメッセージなども。これちょっと気になるぞ。

 

◯コミックエッセイの続編「大家さんと僕 これから」は7月25日発売!

 最後に文庫化、朝井リョウ「何様」(6/26)が文庫になります。これ、彼の「何者」を読んだ人はぜひぜひ読んで欲しいアナザーストーリー。就活生を描いた「何者」に対してこの「何者」の表題作では選ぶ側の人間を描いている。その裏返し方が見事です。

 

◯「何様」の僕の書評はこちら!

 

2019.6.23 結婚式が多いのはジューンブライドなのかぁ、ううむ。八村、すごいな。読書は南伸坊「私のイラストレーション史」、おもしろい!

 

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